唯一無二のナイロン注型装置
新しいスタンダードの誕生です。
唯一無二の
ナイロン注型装置
新しいスタンダードの誕生です。
ナイロン注型を
もっと簡単に。
高強度で高耐熱のナイロン注型技術を可能にした特許取得の画期的ソリューション。
3NI-NYLON | KW-100のパフォーマンスを最大限に引き出す唯一のナイロン真空注型装置。
それがK-80 SYSTEM NT-1200です。
ナイロン注型を
もっと簡単に。
高強度で高耐熱のナイロン注型技術を可能にした特許取得の画期的ソリューション。
3NI-NYLON | KW-100のパフォーマンスを最大限に引き出す唯一のナイロン真空注型装置。
それがK-80 SYSTEM NT-1200です。
NT-1200は「高強度・高耐熱の複合ナイロン注型技術」として第11回川崎ものづくりブランド の認定を受けています。
特許番号:6396619|NT-1200(混合撹拌ユニットと注型ナイロン成形装置)
特許番号:6543648|MODULE4L(樹脂成形装置)
秘訣は
室温硬化シリコーン。
マスターモデルの制約がありません。
成形型製作に常温環境で取り扱えるシリコーンを採用。
保温性も高く、一度の加熱で冷めづらいので型製作、注型どちらにも適した素材です。
NT-1200に使用するシリコーンゴム型に最適な3NI-NYLON | NTSC-20 SILICORN FOR MOLDを用意しています。
マスターモデルの制約が無いので簡易3Dプリンタなどの光造形モデルをマスターにすることも可能です。
さらに詳しく >【真空注型】シリコーン型の製作... 二幸技研
シリコーンゴム型に
最適な
ナイロン6
モノマー原料。
3NI-NYLON | KW-100はNT-1200で最高のパフォーマンスを発揮できるように開発された真空注型材料です。
特許を取得した唯一の熱可塑性ナイロン6モノマー原料(PA6)でハイスペックなナイロン成形品の完成です。
さらに詳しく >
例えば、こんな環境でも注型可能な
NT-1200
熱帯雨林は少し大袈裟ですが日本での梅雨時期である6月に室温管理をしていない状況下でナイロン注型を行った際の気温と湿度です。
決して望ましい環境ではありませんが国内で唯一*のナイロン注型装置NT-1200なら可能です。
*2021年7月時点でナイロン注型装置・材料の取扱
ユニット構成
UNIT CONFIGURATION
NT-1200の優れた頭脳。
特許取得の樹脂成形装置。
ナイロン注型装置の設計・製造を担う西川鉄工(株)と共同開発で実現した樹脂成形装置K-80SYSTEM|MODULE4L
材料の投入・数値の設定をすれば後は自動で最適化してくれる優れた装置です。
WT-10L
上段左|MU-3Lをバッチ毎に最適な環境にするための洗浄材タンク。
KW-100Cでキャスティング毎に自動洗浄します。
MU-3L
装置中央|KW-100を最適に混合吐出する装置。
※GF等の強化材の複合は別途オプション。
NT-1200
通常3000tクラスの成形機を使用する大型製品をシリコーン型を用いて真空注型可能な真空層です。
MODULE4L
上段右|KW-100A・KW-100Bの管理・計量を行う装置。一般的なウレタン注型作業に必要な予備脱泡などは不要です。
K-80 CONTROLLER
システム全体をコントロールする操作パネル。
基本的な操作はすべてここで行います。
ナイロン注型の流れ
NYLON CASTING PROCESS
3NI-NYLONの製品群を使用したNT-1200におけるナイロン注型の基本的な工程フローです。
マスターモデルから完成まで8つのステップに分けてご紹介します。
STEP 1
光造形等を使用してマスターモデルを作成しゲート*を取り付けます。 *樹脂注入口
STEP 2
マスターモデルを型枠にセットしてNTSC-20(シリコーン)を流し、真空脱泡させて硬化させます。
STEP 3
硬化した型を切開してマスターモデルを取り出してシリコーンゴム型の完成です。
ナイロン注型の硬化条件まで加熱(約150℃)
STEP 4
約100℃に加熱したKW-100Aと100B(ナイロン6モノマー原料)を投入します。モジュール内で最適な条件に整えます。
ナイロン注型は現場重合法です。環境に左右され取扱が難しいとされていますがNT-1200なら自動制御で簡単です。
STEP 5
シリコーンゴム型をセットしてから真空下でKW-100Aと100Bを攪拌・混合させます。
攪拌作業もボタン操作だけで行えます。
その後の洗浄工程まですべて自動で制御されています。
STEP 6
攪拌・混合を終えた注型材料は自動でシリコーンゴム型へ注入されます。
低粘度なので真空槽内で加圧せずに注入が可能です。
STEP 7
差圧により型の隅々まで注型材を浸透させます。
真空圧から常圧に戻す差圧だけで細かく複雑な形状の隅々までキャストが可能になります。
STEP 8
装置から取り出したシリコーンゴム型を開いて成形品を取り出せば完了です。
3NI-NYLONのナイロン注型システムを使うことで温度・湿度など外気環境の影響を受けにくい安定した条件で成形可能です。
不安定な条件を生み出しやすい人的作業工程も自動化することで安定性・作業効率の向上につながります。
時代のニーズである生産数希少製品にこそ
EV化が進む自動車製品やロボティクス、医療・介護向け製品など
これからの未来に対応できるのが3NI-NYLONのナイロン注型システムです。
技術資料
TECHNICAL DATA
ウレタン注型とナイロン注型の条件比較表
項目 | ウレタン注型 | ナイロン注型 |
---|---|---|
型温 | 60℃~70℃ | 140℃~160℃ |
樹脂温 | 30℃~40℃ | 95℃~105℃ |
可使時間 | 5分 | 1分30秒 |
硬化条件 | 60℃~70℃×60分 | 140℃~160℃×5分 |
GF混合 | ||
粘度(mPa・s) | 約1200mPa・s(25℃) | 約1mPa・s(69℃~) |
荷重たわみ温度(1.820MPa) | 80℃ | 177℃ |
曲げ強さ(MPa) | 108 | 124 |
曲げ弾性率(MPa) | 2410 | 3320 |
・乾燥時の測定値 ※参考値であり保証値ではありません。
製品仕様
PRODUCT SPECIFICATIONS
品名 | KW SERIES K-80 SYSTEM NT-1200 |
品番 | NT-1200-04 ※モデルにより一部、外観が異なります。 |
外形寸法 | 本体:2500×2140×1265 ポンプ:980×550×900 |
重量 | 本体:15,000kg ポンプ:150kg |
電源電圧 | 200V/75A |
消費電力 | 26KVA |
温度条件 | 稼働時推奨値:25℃~30℃ |
湿度条件 | 稼働時推奨値:50%以下 |
最大吐出量 | 最大値:2000cc 推奨値:1400cc |
最大注型容量 | 1000×800×500 |
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